今日は久々の練習でした。
しばらく練習していないと、体力的にしんどいですね。
ただ、動作は身体が覚えていてくれました。
繰り返し練習した内容であれば、身体が勝手に動いてくれる感覚があります。
クラヴマガの特徴は人間の「反射」をうまく利用した護身術であること。それ故に、身体が動いてくれるのかもしれませんね。
【ディフェンス】
1,360度ディフェンス
アッパーやフックなどの外側からの攻撃を防ぐ練習。
目で見て意識してから動くのでは遅い気がする。
相手の動きに合わせてからだが勝手に動く感じが、たまにある。
2,360度ディフェンス+カウンター
上記のディフェンス+カウンター。さらに、攻撃後は逃げるか、追撃するかを選択する。
カウンターを打った後は、相手の正面にいつづけてはダメ。
相手の斜め45度くらいに回り込み、追撃するといい。
この「45度」というのは、いろんなシチュエーションで登場するので意識しておいた方がよいね。
【アタック】
1,フロントキック
ミット(大)に対し、足の指の付け根あたりで蹴る。
単純だけど、本機で真剣にやると疲れる・・・・
2,バックキック
ミット(大)を背にし、背後のミットを蹴る。
距離感やバランスが難しい。
思ったより近すぎたり遠すぎたりすると、膝関節を痛める危険があるので注意だね。
慣れないと、蹴った後に身体がふらつく・・・僕もだけど。
3,バックスピンキック・・・みたいなやつ(名前忘れた)
正面にミット(大)を。くるっと背後を向いて、そのままバックキックの動きで蹴る。
これもバランスが難しい。身体がふらつく。
正面のミットに対して最初に左足を出すのだが(右利きの場合)、その際左足は相手の真ん中当たりに足をおく。
相手に正面に対して右寄りだったり左寄りだったりすると、蹴ったときに攻撃の位置がずれるので良くない。
【護身】
1,基礎的な練習
目を瞑り、相手の攻撃(首絞めやベアハッグ)に対して、それを解除する。
これはレベル1からやっていることなので、動きの再確認は調整の場となる。
ポイントとしては、アタッカー(首を絞める方)はある程度本気で(あまり苦しくない程度に)相手の首を絞める方が良い。
練習だからと言って、絞めてるんだかどうだか判らないアタックをすると、実践の際に役に立たない。
首が絞められる→苦しい→反射的に身体が動く・・・というプロセスをここで学ぶ。
「苦しさ」をスイッチとして、身体を動くようにするための練習なのでアタッカーは遠慮する必要はあまり無い。
クラヴマガの練習では(武術、格闘系のトレーニングも然り)、練習の際のパートナーの動きが結構重要。
受けた攻撃に対し、リアルっぽい動きを演じてあげなければ、練習にならないと感じる。
股間を蹴られたらうずくまったり、腰から崩れてみたり・・・・受けた攻撃に遭わせて動いてあげよう。